
もったいない!!!
ある生徒さんの駿台全国模試の結果…
ひとマスの中に文字と句点「。」を書いてしまい減点。
模試慣れしていない生徒さんが時々やるミスです。
勉強が苦手な生徒さんだけでなく成績上位の生徒さんでもやります。
この生徒さんも東大合格者を毎年出している上位進学校に在籍し駿台模試偏差値で60以上の生徒さんです。
国語においては、原稿用紙の作文ルールにおいては行末に句読点が来る場合は文字と同じマスに書くのが決りです。
しかし記述問題において指定字数がある場合は句読点も1文字と数えるためこのように最後のひとマスに両方書いてしまうと1文字オーバーで減点とされます。
原稿用紙のルールで解答する出題は現在では推薦入試やAO入試の小論文、あとは都立高校入試「国語」の大問4説明文の最後の問題にある200文字作文が主なものです。
それ以外の指定字数問題は「句読点も1文字」ルールですので気を付けて!
…もちろん、問題文に指示がある場合はそちらが優先されます。
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ダンボール箱にひそむ天さん♪
大学入試における英語外部試験の利用について…
現高2生から実施されることとなった今までのセンター試験に代わって採用される英語の外部試験の利用についての記事が「日本教育新聞」掲載されていました。
募集停止になる大学を除くとすべての大学数は1068校…
そのうち、いずれかの入試の中で民間試験の成績を利用するかどうかについての調査結果は以下の通りだそうです。
利用を予定している大学は全体の53%
その53%の内訳は、国立大学が93%、公立大学78%、私立大学57%、短大25%となっています。
同じ内容の公表資料が文部科学省の「大学入試英語ポータルサイト」に掲載されています。
下にリンクを付けておきますので、気になる方はチェックしてみてください。
文部科学省大学入試英語ポータルサイトこちら応援お願いします…ここをクリック







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お休み中の天さん♪
受験において成功できるタイプ(成功しやすい…かな)というのがあります。
もちろんこれにも例外はありますけれど…例外は例外として置いておいて。
次の2つのタイプに分けてみた場合どちらが受験で成功しやすいか考えてみてください。
真面目にコツコツと。少しくらい嫌だな~っていう事でも頑張る。目立たないけれど少しずつ成長していくタイプ
個性にあふれ才能も豊か。三日坊主癖はあるものの、いつかそのうち大きなことをしそうな可能性を感じさせるタイプ極端な2例をあげましたが、このうち成功をおさめやすいのは?
一見

のほうが魅力的な感じがします。まぁ、俗にいう「
やればできる子」タイプ。
だいたいにおいて「
やればできる」のに…、
やらない。
楽なほうを選ぶ→
そして「やればできたのに」で終わっていきます。
間違いなく成功できるのは

のタイプのほうです。
基本的に何の教科にせよ覚える作業は果てしなく地味で退屈なものです。自ら工夫して少しでも楽しくこなせるようにしている人は見かけますが、根本的に苦痛なものでしょう。そういった努力なくしては私立中学校にせよ高校・大学にせよ「それなりの…」ところに合格することはできないのです、まずそのことに気付いてください。
目指さなければならないのは…
の人になることです入学試験は、その学校が来てほしいと思っている人が合格するように作られています。もちろんその学校の先生が「そういう人」が合格するように問題を作るわけですから、考えてみれば当たり前のことです。
受験する学校側の人間になったつもりで考えて見てください…
①目立たないけれどコツコツ頑張れる生徒
②才能はありそうだけれどやらない生徒
さぁ、どちらが入学して欲しい生徒像でしょうか?
もう答えは明白だと思います
ちょっと飛躍しますが、日本の社会は学校に限らず全体的に

のタイプの人を高く評価する傾向があります。会社にせよ地域の役員にせよ選ばれるのはまずそういったタイプの人でしょう…。
真面目にコツコツ…地味で目立たなくてもいいのです。
頑張ってください♪
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「…にゃ?」
■東京都立高校の一般入試について東京都の都立高校の一般入試は一部の高校(専門学科やコース制の高校など)を除いて国数英理社の5科目入試の点数と中学校3年2学期の成績を点数化した数値の合計で合否が決まります。
そして合格者と不合格者の割合を示す倍率は、例年1.1倍~2倍前後の競争倍率に集中します。毎年の傾向ですが上位校と下位校は倍率が高めになります。中間値の1.5倍と考えると3人に1人は”残念”となるわけです。
次に都立高校第一志望者の私立高校併願についてですが、私立高校入試の一般入試において併願優遇制度というものがあります。
以下に詳しく書きます。
■私立高校の併願優遇制度ほとんどの都立高校志望者は都立高校入試において残念にも不合格になった場合に備えて東京都内の私立高校は2月10日前後、埼玉県内の高校は1月中に行われる私立高校入試で「すべり止め」と言われる併願校として1~2校私立高校を受験することになります。
各私立高校ではそういった都立残念組の中から成績優秀な生徒さんに入学してほしい…と考えるわけです。
そこで、登場したのが併願優遇制度。内申○○以上という基準を設け基準クリアなら都立高校の併願だとしても合格にします…という制度です。
基本的に基準をクリアして正しい手続きを踏んでいれば不合格になることはありません。「基本的に」と書きましたが不合格には絶対にならないのか?と言う疑問にお答えします。
いくら併願優遇とはいえ以下のような場合はまず不合格になるでしょう。
・試験当日に欠席したとき
・当日の試験において看過できない問題行為があった場合
たとえば白紙答案だったり、氏名記載もれだったり
・面接で明らかに態度が悪い。
・入試相談の後試験までの間に事件になるような大きな問題を起こしてしまった場合
ざっと思いつく例を考えてみましたがほぼこんなものかな。
■併願優遇制度のある私立高校中堅校から下位校までほとんどの私立高校で実施しています。成績基準は各学校によってまちまちです。
上位進学校では実施していません。慶応・早稲田の附属や開成・豊島岡など都立トップ校の併願校になる学校は要注意です。また上位校の一部では併願優遇が合格確約ではなく加点処置という場合(成蹊高校など)もありますので事前にじゅうぶん確認してください。
■併願優遇制度の基準・基本的には内申点で示されます。この場合換算内申(65点満点のほう)ではなく素点内申(ただ足し算するだけ)で示されているので注意してください。3科○○、5科○○、9科○○のような示し方です。
・学校によりますが3大検定(漢検・英検・数検)の級によっても内申加点がある学校もあります。
・新教育W模試・進研模試における偏差値での基準を示す学校もあります。
・生徒会役員などや大きな大会出場での内申加点を示すところもあります。
よくわからない場合は中学校の先生や塾の進路指導担当の先生に聞いてみるのが一番良いです。
■併願優遇制度を利用する流れまず、私立高校の学校説明会や公開行事に参加し、入試相談コーナーで私立高校の先生とお話しします。(この時点ではいくつの学校を回っても良いです)しっかり比較検討してください。
つぎに11月に各中学校で進路指導面談が行われます。その際に中学校の先生に「○○高校の併願優遇を受験したい」と申し出てください。(この時点までには受験する高校は絞っておきます)そこからがスタートになります。
その後中学校では12月15日前後の私立高校入試相談にて資料を提出します(これは中学校の先生が行いますので何もする必要はありません)
あとは1月の出願→2月10日前後の受験という流れになります。
■大切な事・「どうせ滑り止め」などと考えず何かあったら3年間を過ごす学校になるわけですのでちゃんと見学し、しっかりと考えて決めましょう。
あとは何かわからないことや少しでも疑問に思うことがあったら、早めに学校の先生や塾の先生など完全に受験に詳しい人に聞くことです。友人の情報や先輩の情報…これは、こと受験に関しては全くあてにはならないと思って良いです。
笑い話ではないですが、私が過去面談したある中3女子…
「○○で合格になる基準があるので○○高校受けます」と、
面談の時にありもしない基準の話をしてきた子がいました。
「いったいどこでそんな事きいてきたの?」ときくと、
「近所のおじさんが言ってた」…と真面目な顔(笑)
よく聞くとその”近所のおじさん”なる人物、20年前まで中学校の教員だったようで。
でもね20年前の基準で言われても…w
ってか、そんなの受験生に言うなし…と思った覚えがあります。
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高校社会「世界史」のあたり
中学校では社会科の学習は1・2年が地理と歴史、そして3年が公民という区分になっています。
学校によって1・2年を通して地理と歴史を並行して授業を行う「地歴並行型」と1年は地理・2年は歴史を分けて行う通常型があり、同じ青梅市内の公立中学校でも分かれます。
高校になると…社会は「地理歴史科」と「公民科」に教科名が分かれさらにそのなかでいくつかに細分されます
①地理歴史科の科目
・
世界史A・世界史B ・日本史A・日本史B
・地理A ・地理B
②公民科の科目
・現代社会
・政治経済
・倫理
ざっとこんな感じになるのですが、すべての高校生が上記全部を履修するという事ではなく、1994年以降は上記のうち①「地理歴史科」においては世界史(AまたはB)のみが必修科目とされ地理・日本史は選択必修科目(どちらか1つは必ず履修)という扱いになっています。
AとBの違いについては、日本史世界史共に「A」が近現代史のみで標準単位2(…週2時間の授業が基本)で「B」のほうが標準単位4となっています。これは各高校によってどの授業を生徒に受けさせるのかは対応が分かれます。
標準単位数の少ない「世界史A」「日本史A」の科目は、工業高校や商業・農業系高校などの専門学科高校で採用されていることが多く普通科高校ではあまり見られません。
②「公民」については、「現代社会」1科目を履修するか、「政治経済+倫理」を履修するかというどちらか選択という事に文部科学省の規定ではなっていますが、各生徒さんが選択できるという訳ではなく学校が選択するところが多いです。
社会科については来年2020年に指導要綱の改定があり科目名を含めて大きく変更されることになっています。
大学受験の科目等にも影響してくる部分となります…
切り替わりの年度にかかる学年の生徒さんは要注意です。

文部科学省PDF資料へのリンク
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東京医大による入学試験女子得点操作
今日、大学入試の根幹にかかわる大きなニュースが流れました。
各新聞やTVのニュースで大きく取り上げられていたのでほとんどの皆様はもうご存知だと思いますが、東京医大において女子差別入試を行っていた…というもの。
実際に行われていた内容は上の図の通り、1次試験通過者のうち女子のみに一定割合の一律減点を行い合格者の比率が男子が多くなるように操作していたという内容でした。
正直私立医大の医学部医学科において女子が不利になるということは大学受験を扱う塾予備校ではある意味周知の事実(?)あれ? 他の塾が知っていたかどうかはわかりませんが、多分知ってたんじゃないかな…。
しかし入試での得点を直接減点していたというのには驚きました。
一番問題なのはもちろん道義的にも「女性に対する差別」という部分になるのかとは思います。
私としては「受験生に対する明確な裏切り行為である」という部分にも憤りを感じます。
今回の女子得点を一律減点する…という内容、
東京医大の
入試要項には一切記述はなく(…もちろん書けるわけもありませんが)
受験生には一切知らされずに行われていたという部分。
これは間違いなく受験生に対する背信行為そのものではないでしょうか。
医学部医学科と言えば狭き門であるのは周知の事実。
もちろんその入学試験といえば1点が合否を分けることとなります。
そこで数%もの言われなき減点処置をこうむったとすれば…、
本来合格になっていた方は相当数にのぼると思います。
経緯を調べた記述(出典NHKのニュースサイト)によれば平成22年に女子合格者が全体の30%を超えたことからその後継続的に得点操作が行われていたということです。
8年間ですね…。
この操作によって本来合格していたにもかかわらず不合格とされ、医師という将来の希望を断たれた方が本当に気の毒です。
またニュースによれば医学関係者の話として、東京医大の今回の件は氷山の一角にしかすぎず似たような例はたくさんあるということも言われていました。今回の東京医大のように直接入試の点数を操作するというのは聞いたことがないが、多くは面接での減点という形をとっている…、と。
ニュースではそのような談話が紹介されていましたが、やり方が問題なのではなく性別による差別が行われていたこと、そして受験生に周知されることなく秘密裏に行われていたこと…こちらの方が問題だと感じます。
東京医大関係者の話として理由を「女性医師は出産・離職等のリスクが大きく…」などとなっていましたが、もしその理由が正当性のあるものだと彼らが信じているのなら、こっそり秘密裏に操作するのではなくはっきり入試の募集要項に記載して堂々とやれば良い。
もちろん堂々とやったところで現在の男女平等社会における日本の良識が許すはずもないと思いますが。
毎年、直接受験生に接し…送り出す立場にあるものとして、
志望校へ合格するためという目的のためにやりたいことも我慢し様々なものを犠牲にして涙ぐましいまでに努力してきた受験生たち。
医学部受験ともなれば本当にそういった受験生がほとんどだと思います。
そういう受験生のためにも
入学試験というものは、公正な試験で正当な評価が下される場であってほしい
これは受験生たち自身はもちろん、そのご家族の方々、指導する立場の我々、共通の想いであるはずであり、
また入学試験という場は”そうあるべきだ”というのが共通の認識であると確信します。
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ネコ手…ネコ足
高1生へ贈るメッセージ。
公立中学校から受験を経て高校進学した生徒さんの場合
中学校時代の優等生イコール高校でも即そのまま優等生…
というわけにはいきません。
公立中学校には、まったく勉強しない低学力の生徒から比較的学力の高い層まで多種多様な層の生徒さんが混在しています。ところが高校へ進学すると入学試験というふるいを経て合格者が入学するので、幅はあるもののほぼ同等の学力の生徒さんにまとまることになります。なので当然中学校時代とは母集団の成績層が異なることになります。
これが、「中学校成績優等生がそのまま高校でも優等生」ではなくなるひとつの理由です。
もうひとつは定期試験の出題内容が変わってくるということもあります。
成績不振者も多くいる公立中学校では、定期試験の問題を作成する場合はできない子でもきっちり点数がわかれるように作成するわけですから基本レベルから標準レベル程度の問題になります。
ですが高校になると、特に上位の高校へ進んだ場合は基本問題の出題はなくなり応用レベルの問題が多く出題されていく傾向になります。
当然、テスト前1~2週間になって勉強すればそこそこの点数がとれる中学校の時のようにはいきません。
暗記だけの勉強方法ではどうしようもなくなってくるのです。
文法や公式は覚えているだけでは点数が取れなくなってくる…。
理解して使いこなせているかどうかを問う出題が多くなるのでそれなりに時間をかけて「演習」をしていく必要があるわけです。
評定平均が重視される昨今の大学入試事情を考えれば…
早めに気付いて対策を立てていきましょう。
大丈夫です。
こと、学習に関しては「必ず努力はむくわれる」世界なのですから。
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小学校算数の分数についてのお話です。
分数の計算において答えが1以上になったときに答えを「仮分数」で答えるのか「帯分数」で答えるのか…。
小5のO君が悩んでいました。
問題に「帯分数で答えなさい…」とか「仮分数で…」などという解答方法の指定があればもちろん従っていない解答は誤りとされます。この部分については指示がある以上、議論の余地はないと思います。
たとえば、「5/2」(仮分数)と「2と1/2」(帯分数)では表している内容は同じ数量になりますが…、両方ともはたして正解として扱われるのでしょうか。
文部科学省の学習指導要領には「仮分数」「帯分数」での解答方法に関する記述は全くありません。
教室における私の基準は…小学校の算数においては
「仮分数」は×、「帯分数」を〇としています。
これには私なりの明確な理由があります。
私立中学校入試では算数の試験において「仮分数」での解答を減点あるいは誤答としている学校が私の知る限り存在するからです。逆に「帯分数」での回答を減点誤答としている学校はいままで遭遇したことはありません。もちろん解答用紙問題用紙に指示がない場合でもです。
小学校のうちは計算は「仮分数」で行っていったとしても最後の詰め「帯分数」になおす…。これを確実にするように習慣づけてください。…安全のために。
この「仮分数」「帯分数」の解答方法は、中学校に入るとだいぶ事情が違ってきます。
「算数」から「数学」へと名前が変わり、xやyなど文字がでてくるようになるともう「帯分数」は使われなくなってきます。従って解答も「仮分数」が自然になってくる…。
矛盾しているようですが、そうなっているのが私立中学校入試の現状です。
おそらく小学校の算数においては数量の概念をしっかり身につけるようにさせるためにそうなっている…と私は理解しているのですが、どうなのでしょうか。
私の教えた生徒たちがそんなことで減点されたりしたくありませんから…。
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小5のH君のヒザでくつろぐ天さん♪
受験生であろうとなかろうと…
学習に真剣に向き合っている学生なら誰でも「学習に行き詰まり」を感じることはあると思います。
特定の教科であるにせよ、学習全般についてであっても、誰でも一度や二度は経験があるはずです。
今現在そういう状態にある人は特に…
これから書くことを気に留めておいてほしいと思います。
また、今そういう状況にないひとも心の片隅に覚えておくと良いと思います。
学習に関する「伸び悩み感…」つらいですよね。
思いつめて…投げ出したくなってしまうほど…。
でも、そういう時こそ本当はチャンスなんです。
レベルアップの前触れ。 だから逃げ出さずに向き合ってほしいと思います。
自分の今の能力が100だったとします。
おそらく70や80のレベルのことをやっても何のストレスも感じないと思います。
だって…出来るんですから。
当然上のような「伸び悩み感」なんていう感覚は起こりようがない。
能力の上限ちかくのことをこなそうとする…
上限よりも上のことにチャレンジする…
そういう時に「伸び悩み感」が生まれる。
チャレンジしてできるようになった時、君の学力は一段階レベルアップしています。
逃げずに向き合おう。
着実にレベルアップを重ねた、その先にある状況を想像して。
最後にもう一度
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