公立高校入試と私立高校入試…国語の出題傾向の違いについて…。 12月13日


壁の上から教室を見張ってる天さん♪

木曜日は小学生の国語から始まって3コマフルに授業が入っています…、教室開けてちょっとすると授業に入り…あっという間に一日が終わっていると言う感じで息をつく間もないです(>.<)

2コマ目は中3受験学年の国語。
普段都立高校向けの問題演習中心に進めていましたので、今日は私立高校の過去入試からやってもらいました。
国語の入試問題の出題に関しては都立高校と私立高校で問題の出題形式に大きな差異があります。
参考までにまとめてみましょう…

【都立高校入試の国語】
・漢字読み書き各5問
・文章読解→物語文と論説文各大問1題
・作文→200字
・古文→現代語訳および内容に関する対話文(解説)がついている
・文法問題 ・文学史問題 は出題なし

【私立高校入試の国語】
基本的には各高校によって出題形式は様々ですが、
都立高校入試との大きな違いは…
・指定字数の作文は出題する学校は少数
・文法や文学史の問題はかなりの学校で出題される
・古文に現代語訳(解説含む)がついていることはほとんどない

出題内容に関してざっと見てもこれだけの大きな差異があります。
特に私立高校入試において国語での高得点を目指す場合、普段公立中学校の国語の授業において軽~く流されてしまっている「文法」(古文文法が必要な場合もあります)であるとかほとんど授業で触れられることの無い「文学史」においては自分でしっかりと学習しておく必要があります。

ともあれ、しっかりしたコーチについて学習している人は別として…、まずは自分が目指す高校がどのような傾向の問題を出題するのかという事を明確に知っておくようにするところから始めると良いと思います。


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2018/12/13(木) 23:59
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しかせん

Author:しかせん
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東京都青梅市に生まれ育ちました。
高校卒業と同時に地元を離れ海上保安庁に奉職。
海上保安大学校を経て
海上保安官として数年間、領海警備・海難救助の現場にいました。
PL109「しきね」航海士を最後に退官、以後地元青梅に戻っております。

いまは東京都青梅市の
小さな学習塾「純友学院・千ヶ瀬校」にいます。
時々…、
青梅2中の放課後学習にも出没します。
担当教科は英語・国語・社会と学習術
ここでは、教室内での雑感を主に書き残して行こうと思います。

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